さて東京ライブまでもうすぐだぁ!!
この一週間のできごとといえば、大好きなミュージカル、オペラ座の怪人の劇団四季公演を観ることができたこと。小さい頃初めて見たミュージカルがこれで、その頃はただ、『音楽や舞台装飾、衣装がきれいだなぁ』と思っていましたが、何回か観るうちにストーリーの受け止め方が変わってきました。
内容を知らない方のためにあらすじをざっと説明すると、(こういうの説明するの下手なんだけれど...)あるオペラ座に住む怪人が主人公のクリスティーヌの歌声に惚れ込み、はじめはただの踊り子だったこの子をどんどん主役へと昇格させるためにあらゆる手段を使い、そして彼女のこともゲットしようとする、という話です。
一言でいうとこの怪人は『ストーカー』みたいなかんじ。(?)
でもクリスティーヌにはイケメンの婚約者がいて、このふたりは結局、地下にある怪人の住みかでお互いを助け合って結ばれます。怪人はあれだけクリスティーヌを偏愛していたのに、最後は監禁していた彼女を逃がし、自分はそこから姿を消してしまいます。見るたびに怪人がかわいそうに思えて来ます。
もしこの怪人が婚約者よりいい顔してたら、彼女は怪人を選んでいたでしょうか。
いや、いい顔してたらそもそも『怪人』にはならないはず。
というのも、ミュージカルを見る前日に、予習しようと映画版のオペラ座の怪人を見てみたところ、怪人役の人が渋めでかなりかっこよかったのです。しかも半分マスクしてるところがなおさらかっこよさを引き立てています。まさに甘いマスク。
で、何を言いたいかというと...何度見てもこのミュージカルに感動したということ。
オーケストラや出演者、スタッフがたったひとつのものを作り上げる見事な協調性、そしてそれによってこんな感動を与えられることは素晴らしいなぁ、と思って。音楽でも芸術品でも、その作品自体に感動するというよりか、その本質、それを作り上げている背景や人の情熱に、ずーんと心をうたれるのです。その場にいるひとが 全く同じものを味わっている、というつながり、空気感。どんな芸術でも、そこがいいよね。
↑映画版『オペラ座の怪人』の怪人役の人。かっこいいよね!?
だいぶ話がそれましたが...
東京のみんな、ライブで会えるの楽しみにしてるよ〜☆